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健診で【心電図異常】を指摘されたら

健康診断で「心電図異常」と言われたら、不整脈なの?

健康診断で「心電図異常」「不整脈」と指摘されたことはありませんか?
「以前健康診断で異常を指摘されたことがあり、どこか私の心臓が悪いのではないか」と相談される人も当院でよく目にします。
心電図異常、不整脈と言ってもピンキリで、自己判断で放置してしまうのはおすすめできません。
自覚症状がなくても一度は専門医のいる医療機関で検査を行い、今後どう対処したら良いのかを確認してみるのはいかがでしょうか?

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こんな症状があったら要注意!

心電図異常の指摘に加え、症状によっては特に受診をすすめる場合があります。
たとえば、動悸や胸痛などの症状です。
ほかにも、突然に意識を失ってしまう失神や発作的に動悸を起こす場合はかなり注意が必要です。
なぜなら最悪の場合には突然死につながる可能性もあるので、迷ったら循環器科に受診することをおすすめします。

そもそも心電図とは?健康診断で分かる異常の種類は?

そもそも心電図とはどんな検査なのでしょうか?
心臓には、血液を全身に送り出す筋肉とその筋肉を適切なタイミングで動かすように指令を出す電気回路があります。
電気回路の中を一定のリズムで電気が流れることで、心臓は正常に拍動し正常に機能します。
この心臓の電気の流れを体表面から波形として記録したものが心電図です。

では、健康診断でよく見かける不整脈にはどんなものがあるでしょうか。
通常のタイミングではない時に電気が流れてしまう期外収縮。
リズムが遅くなりすぎたり、早くなりすぎることもあります。
通常心拍数は1分間に60~100回の割合で拍動しますが、50未満となる徐脈や100以上となる頻脈。
これらの不整脈が診断されたとしても、実はその多くは問題がない場合がほとんどで、経過観察となります。

症状がなくても気を付けたい心電図異常の項目

健診を受ける場合、心電図をとるときに胸痛などの自覚症状がない方がほとんどです。
しかし、過去に胸痛を経験したことがある方は要注意です。
くわえて、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高コレステロール血症)を過去に指摘された人やタバコを吸っている、吸っていた人も要注意なのです。

では心電図で要精密検査を指摘される具体例はどういったものがあるのでしょう。
心電図の所見欄には心筋虚血や心筋障害などと書かれていて、心エコーなどの精査をしても異常がない場合もあります。
しかし、その場合は以前に本人が気づかない小さな心筋梗塞などの虚血性心疾患をおこした可能性がありますので、必ず一度は心エコーなど受ける事をお勧めしています。

精密検査とその他の心臓の検査

心電図異常でクリニックを受診した際に行う検査は、まず心電図をもう一度再検査することから始めます。
理由は2つあります。
1つは健診の時に認めた異常が再検査でも確認されるかどうか。
もう1つは健診結果には実際の心電図そのものの波形データがついていないことが多く、心電図の波形を確認するためです。

心電図異常と自覚症状と診察所見で、病的意義が低ければ精査までいたらずに、経過観察することもあります。
器質的な心臓の病気が疑われる場合には、心臓超音波検査を行います。

また治療が必要な不整脈の可能性があったり、動悸・失神・息切れなどの症状がある場合には、診察時間内の聴診や心電図だけで判断せず、持ち帰ることができる24時間の心電図記録を機械でつけていただいて不整脈があるかどうかを調べることもあります。

心電図異常を指摘されたら、念のため精密検査を受けましょう

自覚症状がなくても、心電図異常が指摘されて要受信、といわれた場合には必ず医療機関を受診しましょう。
心配したままでいるよりも、心臓病の可能性があるかどうか、精密検査を受ける必要があるかどうか、循環器の専門医に相談してみましょう。

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