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健診で【コレステロール・中性脂肪が高い】と言われたら

健康診断で「コレステロールが高い」「中性脂肪が高い」と言われたら

健康診断で『コレステロールが高い』『中性脂肪が高い』と言われたことはありませんか?

異常があっても、痛みや日常生活に影響する症状がないため、ついつい後回しにしてしまう人は少なくありません。

けれども、コレステロールの病気は突然死につながる心筋梗塞や脳梗塞を発症する恐ろしい時限爆弾のようなものです。

何年も何年も放っておけば、血管はどろどろにつまっていき、塊の一部がポロリと壁からはがれて、心臓の血管を詰まらせて心筋梗塞をおこしたり、脳の血管をつまらせて脳梗塞をおこしたり、するのは時間の問題です。

ですから、一度は医療機関を受診しましょう。検査や治療を受けることで、大事な身体に大きなダメージをおこす可能性を少しでも減らしましょう。

あなたが乗るクルマはどのくらいの頻度で検査をしていますか。
あるいはあなたにとって大切な人が乗る車はどれくらいきちんと検査しておくべきだと思いますか。

あなたにとって大切な人が乗る飛行機だったら、どのくらいきちんと検査しておくべきだと思いますか?

あなたの身体はクルマよりも飛行機よりも大切な、替えの効かない存在だと私たちは考えています。

異常値をそのままにしておいてほしくありません。一緒に身体のメンテナンスをしていきましょう。

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そもそも、コレステロール・中性脂肪とは?

そもそも、コレステロールとは体内にある『あぶら』の一種で、コレステロールの約2/3は主に肝臓でつくられ、残り1/3はコレステロールを含む食品から摂取されます。

その種類は大きくわけて3種類あります。

  • 悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロール
  • 善玉コレステロールと言われるHDLコレステロール
  • 中性脂肪(トリグリセライド:TG)

の3つです。

脂質異常症は、LDL≧140、HDL<40、TG≧150のいずれか一つでも基準を満たせば診断されます。

コレステロールは「あぶら」なので、血液中に流れるためにはアポタンパク質とリン脂質で覆ったリポタンパク質という粒子に変化する必要があります。
このリポタンパク質の一つが、LDL(Low Density Lipoprotein:低比重リポタンパク質)で、肝臓で作られたコレステロールを身体全体へ運ぶ役割をもっています。

HDLとは「High Density Lipoprotein」の頭文字で高比重リポタンパクの意味です。増えすぎたコレステロールを回収し、さらに血管壁にたまったコレステロールを取り除いて、肝臓へもどす働きをします。増えすぎたLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が動脈硬化を促進するのとは反対に、抑制する働きがあるので善玉コレステロールといわれます。

中性脂肪は肉や魚・食用油など食品中の脂質や、体脂肪の大部分を占める物質です。単に脂肪とも呼ばれますが、脂肪酸が3本、グリセロールと呼ばれる物質で束ねられた構造をしており、中性を示すことからこの名で呼ばれています。トリグリセライド(トリグリセリド)という名前で呼ばれることもありますが中性脂肪と同じ意味です。
その構成成分である脂肪酸は、動物性脂肪では飽和脂肪酸が多く、バターやラードのように常温では固体として存在します。それに対して植物性脂肪では、不飽和脂肪酸が多く液状です。
中性脂肪は人や動物にとって重要なエネルギー源であり、脂溶性ビタミンや必須脂肪酸の摂取にも不可欠ですが、とりすぎると体脂肪として蓄えられて肥満をまねき、生活習慣病を引き起こします。
脂質異常症とは、中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常をきたし、血液中の値が正常域をはずれた状態をいいます。動脈硬化の主要な危険因子であり、放置すれば脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患をまねく原因となります。
従来は高脂血症と呼ばれ、総コレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪のいずれかが高いか、HDLコレステロールが低いことがその診断基準とされていましたが、総コレステロールが高い人のなかには、悪玉LDLコレステロールが正常で、善玉のHDLコレステロールのみが高い場合も少なからず含まれていること、そのHDLコレステロールが低い場合を「高脂血症」と呼ぶのは適当でないことなどから、2007年4月に日本動脈硬化学会がガイドラインの改訂を行い、診断名を「高脂血症」から「脂質異常症」に変更しました。

日本には脂質異常症の方はどれくらいいるのでしょうか?厚生労働省による2017年の調査では、脂質異常症の患者総数は220万人(女性は男性の2.4倍)と、日本人にも多く認められています。

LDLコレステロールや中性脂肪が高い、HDLコレステロールが低い状態(脂質異常症)の何がいけないの?

くりかえしになりますが、大切なので二度言います。

コレステロールの病気は突然死につながる心筋梗塞や脳梗塞を発症する恐ろしい時限爆弾のようなものです。

何年も何年も放っておけば、血管はどろどろにつまっていき、塊の一部がポロリと壁からはがれて、心臓の血管を詰まらせて心筋梗塞や狭心症をおこしたり、脳の血管をつまらせて脳梗塞をおこしたり、するのは時間の問題です。

さらに、こうした心筋梗塞、狭心症、脳梗塞をおこしやすくする生活習慣病があります。たとえば高血圧、糖尿病など脂質異常症が合併すると心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などを発病するリスクがあがってしまうことも知られています。

太っていないのにコレステロール高値?

脂質異常と肥満には密接な関係があります。
LDLコレステロールや中性脂肪は食事から摂取され運動で消費されるので、運動不足や肥満で体脂肪が多ければ、脂質異常を伴う可能性が高くなります。
しかし、肥満がないからと言って脂質異常がないとは限りません。お父さんやお母さんが脂質異常で薬を飲んでいる場合はとくに注意が必要です。
痩せていてもコレステロール値が高くなっている場合があるのです。これは遺伝性の脂質異常で、家族性高コレステロール血症と呼ばれています。

脂質異常症が疑われた際に実施する検査について

脂質異常症が疑われた場合、まずは問診で脂質異常に関連する情報を伺います。
具体的には、

  • 何歳ごろから脂質異常と言われていたのか
  • 脳梗塞や心筋梗塞の既往はないか
  • 糖尿病はないか
  • ご家族に脂質異常の方はいないか
  • 体重増加の有無
  • 運動習慣
  • アルコール摂取量など

についてです。

次に、脂質異常の現状を把握するために、甲状腺機能を含め血液検査を行います。甲状腺機能異常があると治療法が異なるためです。
動脈硬化の現状を知ることで脂質異常の治療の参考になるため、ユアクリニックでは頸動脈エコーと血圧脈派もおこなっています。
頸動脈エコーは頸動脈のプラーク(粥腫)を評価するための検査です。
血圧脈派は血管の柔軟性をみる指標で、あなたの血管年齢を数値化します。

コレステロール・中性脂肪が高い原因を知り、生活習慣を改善させましょう

脂質異常症の治療は心筋梗塞の再発予防ではなく、これから大きな病気にかからないように予防するための治療を行います(一次予防)。

直ぐに内服薬を開始することで安心したい方もいらっしゃいますが、生活習慣を変えない限りは薬だけでというわけにはいきません。

食事や運動で改善する方法が根本的な解決につながっていきます。
そのためユアクリニックでは、その人にあった治療を相談しながら進めていきます。
どのような運動をすれば良いのか、食生活では何に気をつければ良いのかをアドバイスをして、月単位で脂質異常の経過をみていきます。

よくある食生活の指導で、野菜を多く取りましょう、食物繊維をとりましょう、飽和脂肪酸を減らして、不飽和脂肪酸をとりましょうという言葉をきいたことはありませんか。もちろんこれは間違いではないのですが、どうやって、どの食物から、増やしたらいいのか、減らしたらいいのか、具体化していかないと、あなたの生活習慣は変わりません。

むやみにアルコールをゼロにしてストレスが倍増してお菓子を食べすぎてしまった、ということでは本末転倒です。

これまで治療したんだけど、うまく治らなかったよという人もいます。

しかし、生活習慣病は(遺伝の場合をのぞいて)生活の習慣によっておきているのです。
極端な話ですが刑務所と同じ生活習慣と食べ物に変更すれば誰にでも改善のチャンスはあるわけです。

だとしたら、嫌な思いをせずに、どうやって生活習慣を楽しみながら変えられるか。
そこをあなたと対話をしながら定期的に伴走するような形でお手伝いをさせていただきたいと私たちは考えています。

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